場所
舎人公園
舎人公園で詠んだ句をまとめています。句を開くと、同じ季語や場所に連なる別の句へ移れます。
26 HAIKU
真っ白な傘ひとつずつ茸かな
秋や椅子草の真ん中風ばかり
秋の朝落枝ひとつ如意棒
草刈りの下より青む夏草や
「頭上注意」鳴きやまぬ声夏燕
万緑や道に黄葉まじりをり
フンだらけ頭上注意燕鳴く
梅雨雲や草の匂ひの風に乗る
夏の朝たぬきかなあと人の声
台風後風音の中富士見える
夏の朝黄葉ひらり水の上
夏の池網の飛沫や子ら笑ふ
朝木立カラス追ひ来るランドセル
木陰よりタンポポ揺るる虫ひとつ
木の影を離れてひとり夏の月
禁止札の向こう竿振る春の池
春の朝釣り人を待つ烏かな
イヤホンの奥に木洩れ日春の昼
飲むやつと喧嘩するやつ春鴉
万緑や命を覗くレンズかな
散水に虹を放てる羽虫かな
万緑や文机にする膝の上
朝風や光こぼれて寒ゆるむ
春の午後止まりて長き木椅子かな
ネモフィラや我も一匹蜂ならん
草の香や舎人の風に混じる声