Seasonal words
季語を巡る
春から夏へ、秋から冬へ。季語を暦の輪に置き、読みと意味から一句へ辿る頁です。
55の季語
Autumn
秋
澄みゆく夜・12句
寒ゆるむかんゆるむ
01 句
朝風や光こぼれて寒ゆるむ
舎人公園
春の光はるのひかり
01 句
十年経て窓に満ちたる春の光
舎人
春の午後はるのごご
01 句
春の午後止まりて長き木椅子かな
舎人公園
春の塵はるのちり
01 句
ビル風のネオンににじむ春の塵
新宿
春の夜はるのよ
01 句
歩いても墓まだ白し春の夜
谷中霊園
春の昼はるのひる
02 句
イヤホンの奥に木洩れ日春の昼
舎人公園
春の朝はるのあさ
01 句
春の朝釣り人を待つ烏かな
舎人公園
春の池はるのいけ
01 句
禁止札の向こう竿振る春の池
舎人公園
春の道はるのみち
01 句
春の道通う学び舎花の影
日暮里
春の闇はるのやみ
01 句
すれ違ふ傘の花より春の闇
日暮里
春の風はるのかぜ
02 句
書の海のしじまを渡る春の風
やよい図書館
春の鳥はるのとり
01 句
足音に驚いて飛ぶ春の鳥
江北緑地
春紅葉はるもみじ
01 句
春紅葉揺れて青空ひろくなる
花畑記念庭園
春風はるかぜ
01 句
春風や新天地にも同じ月
羽田
春鴉はるがらす
01 句
飲むやつと喧嘩するやつ春鴉
舎人公園
桜さくら
02 句
始業の音桜をくぐる異邦人
赤門会日本語学校
燕つばめ
01 句
フンだらけ頭上注意燕鳴く
舎人公園
草の香くさのか
01 句
草の香や舎人の風に混じる声
舎人公園
蜂はち
01 句
ネモフィラや我も一匹蜂ならん
舎人公園
鳥雲にとりくもに
01 句
目の前の声だけ残し鳥雲に
見沼代親水公園
麗らかうららか
01 句
麗らかやクリックの音のみ響く
舎人
万緑ばんりょく
03 句
万緑や道に黄葉まじりをり
舎人公園
初夏しょか
01 句
初夏の海波に向かって鳥が飛ぶ
葛西臨海公園
夏なつ
02 句
旧東海道ふと雲切れて富士の夏
清水
夏の月なつのつき
01 句
木の影を離れてひとり夏の月
舎人公園
夏の朝なつのあさ
02 句
夏の朝たぬきかなあと人の声
舎人公園
夏の池なつのいけ
01 句
夏の池網の飛沫や子ら笑ふ
舎人公園
夏休みなつやすみ
01 句
木の下や冒険台に夏休み
鹿浜学習センター
夏曇なつぐもり
01 句
夏曇駅前に手を振る子あり
東京駅
夏燕なつつばめ
01 句
「頭上注意」鳴きやまぬ声夏燕
舎人公園
夏祭なつまつり
01 句
提灯や傘をくぐって夏祭
西新井大師
夏空なつぞら
01 句
夏空や入道雲の立ち上がる
舎人
夏草なつくさ
01 句
草刈りの下より青む夏草や
舎人公園
夕焼ゆうやけ
01 句
夕焼や追わぬ少年の影一つ
舎人
新緑しんりょく
01 句
新緑の赤いケーブル峰へ行く
筑波山
木陰こかげ
01 句
木陰よりタンポポ揺るる虫ひとつ
舎人公園
梅雨雲つゆぐも
01 句
梅雨雲や草の匂ひの風に乗る
舎人公園
虹にじ
01 句
散水に虹を放てる羽虫かな
舎人公園
蝉しぐれせみしぐれ
01 句
蝉しぐれ亀の水輪や栗林や
栗林公園
青嵐あおあらし
02 句
青嵐富士を背にして歩けない
葛西臨海公園
風鈴ふうりん
02 句
風鈴や出世街道家康を
浜松
五山の火ござんのひ
01 句
船燃えて人みなカメラ五山の火
京都
十月桜じゅうがつざくら
01 句
枝先の十月桜二つかな
舎人公園
台風たいふう
01 句
台風後風音の中富士見える
舎人公園
夜長よなが
01 句
夜長かな湯気に溶けゆく迷い心
上野
曼珠沙華まんじゅしゃげ
01 句
木のうろや猫の輪郭曼珠沙華
巾着田・曼珠沙華公園
秋あき
01 句
秋や椅子草の真ん中風ばかり
舎人公園
秋の夜あきのよ
01 句
椅子二つ壊れて濡るる秋の夜
舎人
秋の朝あきのあさ
01 句
秋の朝落枝ひとつ如意棒
舎人公園
秋の灯あきのひ
01 句
秋の灯や和傘の道はどこへ行く
昭和記念公園
秋の風あきのかぜ
01 句
下草や夕日を運ぶ秋の風
舎人公園
秋時雨あきしぐれ
01 句
秋時雨山ほどの雲待つばかり
高尾山
茸きのこ
01 句
真っ白な傘ひとつずつ茸かな
舎人公園